SanDiskのエクストリームポータブルSSDはMacのバックアップにオススメ
パソコンを使い続けていくうちに発生する問題として、容量不足とバックアップ問題がある
趣味で写真撮影や動画撮影、ブログ運営をしている人は容量の大きな画像・動画データをたくさん保存しなくてはいけない。
そうでなくても自宅や仕事用パソコンでも数年間使っていればデータが蓄積されてくると思う。
容量が圧迫されるといちいち容量を気にしながら操作したり、パソコンのパフォーマンスが低下するなどデメリットが出てくる。
外付けストレージがあれば大量に蓄積されたデータを簡単に保存して整理することができる
また、パソコンはいつ大事なデータが消えてしまうかわからない危険性を孕んでいる
強い衝撃が加わったり、飲み物をこぼしたりして、何かの拍子でデータが消滅する可能性もある
そのような時も外付けストレージでバックアップをとっていれば安心だ。
外付けストレージが大事なのは分かったとして、では一体どのストレージを選べばいいのだろうか
ストレージはHDDとSSDの2種類あるが、転送速度が速く耐久性も優れるSSDの方がオススメ。
しかしSSDはその優位性ゆえに、価格が高いのがネックになっている。
少しでも安いSSDはないだろうか
そこで僕がオススメしたいのがサンディスクのエクストリーム ポータブルSSD エコパッケージだ。
MacBook Proのバックアップ用として購入したので商品レビューをしていく
SSDは何が優れているのか、エコパッケージとは何のことなのか、商品を使った感想などを紹介する
目次
SSDとHDDの違いは?
HDDは高速回転するディスクにデータを読み書きするのに対し、SSDはメモリーチップにデータを読み書きするという違いがある。
HDDは拘束回転するディスクに磁気ヘッドを接触させてデータを扱う。
ここでいう接触とは、ディスクに無理な力が加わらないギリギリの力加減であてがわれることを指す。
なぜそうするかと言うと、ディスクはデリケートで耐久性が低く、ちょっとした損傷でデータの読み書きができなくなる可能性があるからだ。
だから、もし何らかの衝撃が加わって磁気ヘッドがディスクにぶつかってしまうと、それだけでデータの読み書きに支障をきたす恐れがある。
それに対してSSDは、USBメモリのようにメモリーチップでデータを読み書きするので、HDDのような部品同士の接触によるデータの損失のリスクが無い。
また、HDDはディスクが回転するという物理的な駆動によってデータを扱うのに対し、SSDは物理的な駆動部品がないため読み書きが早い特徴がある。
このように耐久性が高く、データ転送速度が早いのがSSDのメリットだ。
ただしSSDはHDDより価格は高い。
そこで、高価なSSDを少しでもお得に購入するために僕が選んだのが、「エコパッケージ」という選択肢だ。
サンディスク ポータブルSSD 1TB エコパッケージ
僕が購入したのは1TBストレージのエコパッケージ
小さくて軽く、コンパクトなのが特徴
端子の種類はUSB-Cで、規格はUSB3.1 Gen2となっており、最大転送速度は550MB/sとなっている。
IP55試験実施済みで2mの高さからの衝撃にも耐えられる耐久性の高さが備わっている。
容量 | 1TB |
タイプ | エコパッケージ |
サイズ | 9.62×4.95×0.88(cm) |
重さ | 38.9g |
端子の種類 | USB-C、USB-A |
規格 | USB3.1 Gen2(第2世代) |
転送速度 | 550MB/ s |
防水・防塵性 | IP55(後述) |
耐衝撃性 | 2mの落下 |
エコパッケージとは?
まずエコパッケージとは何なのかを説明する
パッケージが簡素で通常品より安い商品のこと
本体は新品同様で同梱物も同じで中古ではない
Amazonのレビューでは中古品やリサイクル品が届いたと言う記述もあるが、僕の場合は新品(だと思う)が届いた。
特に汚れや傷がないので新品だと判断した。
同梱品はUSB-CケーブルとUSA-Aの変換プラグ。本体の挿入口の形状はUSB-Cとなっている
サイズの比較
iPhone SEと比較してみた
サンディスク ポータブルSSDがいかにポータブルサイズであるかがわかると思う。
こんな小さなボディに1TBのストレージが内蔵されていることに驚き。
iPhone SEは128GBモデルなので、約8倍のストレージが詰まっている。
実測値は?
気になる実測値をMacアプリ Black Magic Disk Speed Test で計測してみた
実測値は書き込みが380MB/s、読み込みは382MB/sとなった。
ただし、この速度はMacBook Proのバックアップで157GBの容量を使った後だったので、その分速度が落ちたのかもしれない
公式でいう550MB/sは出せなかったが、それでも外付けストレージとしては十分な速さだと思う。
IP55テスト、耐衝撃テストによる耐久性の高さ
最初の段落でSSDはHDDに比べて耐久性が高いとこを説明したが、その上でIP55のテストを実施済みで耐久性に対する信頼度が高められている。
サンディスク公式サイトには以下の記載がある
3 分間の水流に対する耐性テスト済み(30 kPa)。少量のホコリとの接触による動作への影響はありません。
使用前は、製品が清潔で乾いている必要があります。
サンディスク商品ページより
つまり防水・防塵も兼ね備えていることを意味する。
2mの落下にも耐える衝撃性も合わさって、ポータブルの名に相応しい、気軽に持ち運ぶのに最適なSSDとなっている。
Time Machineで使ってみた
MacBookProのバックアップとして使ってみた
接続端子の形状はUSB-CなのでMacなら簡単に接続できる。
システム設定からTime Machineを開く
ディスクを選択でExtreme SSDを選ぶ
バックアップが開始される
開始直後は残り時間が 37分、20%ほど進んだ後は残り時間が14分となっていた。
正確な時間は計らなかったのだが、体感的には完了までの所要時間は25分くらいだったと思う。
これだけのデータ容量を30未満で転送完了させるのは割と早いのではないだろうか。
まとめ
サンディスクのエクストリームポータブルSSD エコパッケージについて紹介した
データ転送速度は外付けストレージとしては高速でストレスなくテータの転送ができるだろう。
コンパクトさに加えてIP55の耐水性・防塵性を備え、2mの落下にも耐える衝撃性を誇るため気軽に持ち運べるメリットがある。
その上エコパッケージなら価格も抑えられる。
溜まったデータの整理やPCのバックアップで外付けストレージを検討している人にオススメしたい。