グリーンハウス モニターアームのレビュー
27インチ以上の大型モニターでも安定して設置できる、比較的リーズナブルで購入できるモニターアームはないだろうか
僕は27インチのLG製モニターを購入したのでちょうどいいアームを探していた
そこで辿り着いたのがグリーンハウスのモニターアームだ
グリーンハウスを選ぶメリットは
- 27インチ以上の重量級モニターを安定して設置できる
- エルゴトロンやアマゾンベーシックの約半額で十分な耐久性を誇る
ことが挙げられる。
実際に購入したので、製品スペック、組み立て方、使ってみた感想などを紹介する
スペック
対応モニターサイズ | 17〜32インチ |
耐荷重 | 9kg |
VESA規格 | 75×75、100×100 |
机への取り付け方法 | クランプ、グロメット |
取り付け部の厚み、奥行き | 厚み:10〜80mm 奥行き:100mm |
今回僕が取り付けたモニターはLGの27インチモニターで、スタンドなしの本体重量は4.8kg
耐荷重に対して約2倍の余裕がある。
VESA規格とは
VESAマウントを取り付けるためのネジ穴の間隔のこと
21〜27インチのモニターはVESA規格が75×75、100×100のモニターが多い
モニターアームとモニターがどちらも規格を満たさないと取り付けることはできない
モニタームやアームによって75×75と100×100の2つのねじ穴があったり、片方しかなかったりするので購入の際は確認しよう。
大抵は商品詳細ページにVESA100×100とか壁掛け100×100と書いてあるはずだ。
今回紹介しているグリーンハウスのモニターアームは75×75と100×100のどちらも対応しているので安心。
クランプとグロメット、机の厚さ
クランプは机に挟み込むタイプで、グロメットは穴を開けて挟み込むタイプ
アームによってはどちらか片方しか対応していないこともあるようなので購入の際は取り付け方法をしっかり確認しよう。
また、忘れてはいけないのが机の厚みだ。
アームごとに取り付けに必要な厚みが決まっている。せっかく買ったのに机に十分な厚みがないとアームを固定できないので、今使っている机の厚みもしっかり確認しよう。
大型モニター対応のモニターアームだと厚さが15mm以上や20mm必要といった製品もあるが、本モニターアームは厚さ10mmから対応しているのでほとんどの机で設置できるはずだ。
奥行きに関しては平板のシンプルな机なら特に問題ないだろう。
組み立て方、組み立て時の注意点
パーツ一覧
まず土台とポールを作り、机に取り付けた後にアームを追加していく。
モニターアームを先に完成させてから、最後にVESAマウント組み付ける。
アームによってはVESAマウントとアームが一体化していることもあるが、本製品では別々に分かれているので組み立てしやすいメリットがある。
組み付け後はロックしてしっかり固定するのでモニターが落ちる心配はない。
このロック部分だけでモニターを支えているので耐久性に若干の心配はある。
ただ、耐荷重と実際のモニターの重さは約2倍も余裕があるので今回の例では大丈夫だと信じている。
ネジは専用の工具を使うタイプと、普通のドライバーを使うタイプの2種類ある
ドライバーは自分で用意しないといけないので注意
工具は干渉して組み立てにくいところもあった
このように、多少の組み立てにくさを感じることはあった。
組み立ての所要時間は、体感的に20分以上はかかったように感じた。
実際に使ってみた感想
- 左右上下回転の自由度が高い
- 回転軸が全部で7箇所あるため自由度は高い。
- ポールとアームを組み付けるタイプなので、ネジでの調節は必要だが根本の高さも自由に変更できる。
- 配線がスッキリする
- アーム下部とベース裏にケーブルを通すための穴があるため配線がスッキリする
ちょっとごちゃごちゃ感はあるが、それほど酷くは感じないはずだ
- アーム、設置部ともにしっかり感がある
- 耐荷重9kgというだけあって動かす際の安定感は抜群。懸念事項だったVESAマウントとアームの取り付け部も実際に動かしてみると耐久性は問題なさそうだった。
- メタリックと白のコントラストがかっこいい
- メタリックすぎてもメカメカしくてデスクに不釣り合いになりそうなものだが、白がコントラストとして入っているため程よく調和してカッコいい
- LGモニターの裏面が白いということもあり、余計にカッコいい
全体を踏まえたメリット、デメリットまとめ
- メリット
- エルゴトロンやAmazonベーシックより安い
- 机の厚みは10mmから対応しているのでほとんどの机に設置可能
- VESAマウントとアームが別なので組み付けやすい
- 9kgまで対応しているため安定感がある
- 上下左右の自由度が高い
- 配線がスッキリする
- デメリット
- VESAマウントとアームの取り付け部の耐久性がやや心配
- 組み立て時に干渉して組み立てにくいところがある
- 組み立て用のドライバーは自分で用意する必要がある
まとめ
グリーンハウスのモニターアームについて紹介した
耐荷重が高いだけあって安定感があり、組み立てやすいモニターアムだと感じた。組み付け部の耐久性に多少の心配はあるが全体的な安定感は抜群。
エルゴトロンやアマゾンベージックなどが高くて手が出せないという人でも、こちらの製品は約半額で作りもしっかりしているのでオススメ
エルゴトロンやAmazonベーシックは11kgまで対応なので、保険の意味で余裕を持って組み付けたい場合はオススメだが、そうでないならグリーンハウスのアームで十分だと思う。
27インチ以上の大型モニターのモニターアームを購入予定ならオススメだ