電子書籍はKindle端末かiPadか
僕は読書が趣味で、紙媒体を使うときもあるし電子書籍を使うときもある。
電子書籍のいいところは、一度に複数を同時に持ち運べて、しかもどれだけ持っていても荷物にならず重くないという点に尽きる。
電子書籍に魅了されてアマゾンのKindleペーパーホワイトを購入し持ち歩いている時期もあった。しかし最近ではもっぱら電子書籍はiPadで読んでいる。
その理由を、KindleとiPadのメリット・デメリットを交えてお伝えしよう。
ここで比較するのはKindleとiPadだが、Kindleは電子書籍専用端末、iPadはタブレットと読み替えても構わない。
Kindleのメリット・メリット
メリット | デメリット |
軽い・小さい | スクロール、入力が遅い |
バッテリー持ちが良い | ウィキペディア以外で検索できない |
eインクで紙の質感を再現 | スクリーンショットが取れない |
フロントライト・反射防止で目の負担がない | AmazonのKindleしか利用できない |
防水 | |
誘惑がない |
重さわずか181gと長時間持っていても疲れない軽さ。片手でも持てるので通勤・通学途中のバスや電車の中でも読める。
バッテリー持ちがよく、フル充電で数週間もつ。紙媒体の質感を見事に再現したeインクで電子書籍でありながら紙の本を読んでいる様だ。
バックライトではなくフロントライトを採用し、反射防止機能もついているので目の負担が少なく読みやすい。この様なメリットが挙げられる。(ただし僕は画面保護シートを貼ってしまったので結構反射する。)
防水でお風呂の中でも読めて、ブラウザで検索する機能がないので誘惑がなく読書に集中できる。
一方、デメリットはスクロールや入力など反応の遅さだ。
スマホやタブレットの感覚で行うとその遅さに戸惑うだろう。スクロール後、0.5秒くらいタイムラグがある。その画面切り替えにしても、一瞬で変わるのではなくモヤっとした感じで変わる。つまり反応が遅く切り替わりも遅い。文字の入力も同様(最近は少し改善されたのか、以前より若干早くなった気がする)
検索できなのは読書に集中できるメリットがあるものの、わからない箇所を調べることができない。一応Wikipediaで調べることはできるが、Wikipediaにないことは調べられない。
スクリーンショットが取れないため後で要点の見直しができない。
Kindle専用端末なのでAmazonのKindle対応の書籍しか購入できず、他の電子書籍サービスを利用できない。
iPadのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
検索できる | 重い、大きい |
カラー付きマーカーが引ける | バッテリー消費が早い |
スクリーンショットできる | 防水機能がない |
スクロールが速い | 誘惑がある |
他の電子書籍を利用できる |
iPad最大のメリットは検索ができること。これでわからない箇所が出てきてもすぐに調べることができる。
マーカーが引けるので後で大事だと思った箇所に線を引き、後で見返して確認することができる。iPad第6世代を使っているのでApple Pencilでピンポイントで引けるのが便利。マーカーの色も4色あるので使い分けることができる。
Kindle端末 iPad
スクリーンショットが撮れるので大事だと思ったページを保存しておける。保存したデータをicloudやその他のクラウドサービスに格納すれば、タブレットだけでなくスマホでもパソコンでも見返すことができる。
スクロールが速いのでストレスなく読み進めることができる。
Kindle端末と違って他の電子書籍サービスも利用できる。例えば、僕はKindle以外にもhontoを利用している。Kindleとhontoを比較して安い方で購入するといった使い方ができるので便利。
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デメリットとしては470gとKindleに比べて遥かに重い。そして大きい。
そのため外出先で気軽に読むということができない。バッテリーの消費も激しい。防水機能はないのでお風呂で読むことはできない。(最近はシャワーしか使っていないので問題ないが。)
ネットにつながるので誘惑は多い。メール、ブラウザ、ニュースアプリなど。難しい本を読むと、いつの間にかネットサーフィンやYouTubeを開いて逃避していることもある。笑
これに関しては、息抜きしつつ読書するというメリハリを持った使い方をマスターできれば解決するだろう。
KindleとiPadの比較
ここで改めてKindleとiPadのメリットを比較してみよう。
Kindle | iPad |
軽い | 検索できる |
バッテリー持ちが良い | マーカーが引ける |
eインクで紙の質感を再現 | スクリーンショットできる |
フロントライト・反射防止で目の負担がない | スクロールが速い |
防水 | |
誘惑がない |
この比較から、個人的には漫画や小説はKindle、経済・政治やテクノロジー、雑学など専門用語や概念を確認しながら読んだ方がいい本はiPadで読むのが最適解だと思う。
Kindleは外出先や通勤・通学中に手軽に読む用で、iPadは机に座って腰を据えて読む用に使うのがベストだ。
iPad miniが最強?
最近思うのが、iPad miniでの読書が一番快適そうな気がすることだ。
重さは300g、大きさはKindleよりやや大きめといったところで、KindleとiPadの中間にあたる位置付けだからだ。
第5世代ならApple Pencilにも対応しているのでマーカーも引きやすい。スクリーンショットも取れて共有できる。もし今後、購入することがあったらレヴューしてみようと思う。
KindleにもiPadのもメリット・デメリットは存在する。
個人的にはiPadなどのタブレットがあれば電子書籍の専用端末は必要ない気がする。