隣人や近隣住人がうるさい!マンションの騒音に個人ができる対策の紹介
マンションやアパートの集合住宅の問題といえば、騒音問題。
話し声、足音、テレビの音など、何かとうるさい音が聞こえてくるのはある意味では集合住宅の定め。
たとえ鉄筋コンクリート造りでも壁が薄ければこのような音は気になるものだ。
しかし、これらの生活音も大抵は夜の12時までに消えるはずなので、生活に支障が出るほどではない。
問題は深夜の騒音だ。
特に、次の日に仕事や大事な用事があるのに深夜まで続く、故意に引き起こされた騒音は耐え難いものがある。
僕は現在住んでいるマンションでしばしばそのような深夜の騒音に悩まされている。
何度か管理会社に連絡したものの対応してもらえずモヤモヤしていた。
しかしそんな耳障りな騒音も防音グッズを活用して対策することができた。
これから僕の住んでいるマンションの騒音の全貌を伝えるとともに、どのようにして深夜まで続く不快な騒音を対策したのかを紹介しようと思う。
騒音の全貌
月に1〜2回、上階のどこかの部屋で数人で深夜まで騒ぎ散らしてる。
大声で叫ぶ、ヘッタクソな変な歌を歌う、ドンドン足踏みする、突然笑い出す、など思い出すだけではらわたが煮え繰り返るような騒音が発せられていた。
しかも次の日に仕事がある平日に騒ぎを起こされたので溜まったものではない。
住み始めた最初の年はこんな騒音は1度も無かったはずだが、なぜか年が明けてから突然、この月に1、2会の騒音の宴が始まった。
僕は2階に住んでいるので、足踏みや声がかなり響いていたので騒音源は真上の3階の部屋だとばかり思っていた。
あまりにもうるさいので、どの部屋が騒音源になっているか把握するため外に出てあかりのついている部屋を確認したところ、真上ではなく斜め上の3階とその上の4階、さらにいくつか別の部屋の明かりもついていることがわかった。
そのため、どの部屋がうるさいのか分からない状態だった。
管理会社にはどこかの部屋がうるさいのでどうにかしてほしいという主旨の話を3回ほどした。管理会社としてはエントランスやエレベーターに注意書きの貼り紙を貼ると言っていたのだが、一向にその気配が無い。
管理会社が動かないので自分で対策するしかないと感じてネットで防音グッズや防音対策について調べて対策した結果、なんとか安心して眠ることができるようになった
騒音に対するテクニックには、
- 防音
- 別の音で紛らわす
の2つがあり、また、遮光が睡眠導入に効果的だとわかった。
これらを組み合わせて、防音グッズで騒音を抑えて、別の音で相殺し、遮光して睡眠導入を促進するという作戦を考えた。
MPOWの防音イヤーマフ
防音グッズにはさまざまな種類がある。
耳栓、イヤーマフ、睡眠専用のイヤホンなどが代表だ。
耳栓は耳に直接入れることに抵抗があったし、睡眠専用のイヤホンは値段が高い割に効果がないというクチコミを見つけたため、防音イヤーマフを購入することに決めた。
その中でも僕が選んだのがMPOWのイヤーマフだ。
両耳をすっぽり覆うので、見た目からして防音性が高そう。
素材は柔らかいので装着した際の負担は低め。
アームの長さは1〜3段階に調節可能。
僕は頭が大きいが、2〜3段階まで拡大すれば装着することができたのでほとんどの人に対応していると思う。
見た目通り装着したときの防音効果は絶大で、大声で歌う、ドンドン足踏みするといった騒音攻撃を大幅に軽減してくれる。
つまり、大声で歌うという空気の振動で伝わる騒音から、足踏みのようなマンションの骨格や床材の振動で伝わる騒音のどちらに対しても効果がある。
体感的には騒音が半減している感じで、十分眠れるレベルまで静かになる。期待していた以上の防音効果だった。
デメリットは圧迫感と寝返りが打てないこと。
やはり頭を挟み込むので多少の圧迫感はある。
ただ、眠れないほどの圧迫感ではないと感じる。少なくとも僕は装着したまま眠ることができる。大抵は朝には外れているが。
寝返りは打てないが、朝には外れているのでおそらく無意識に外しているのだと思う。
寝返りができないのはそれほど心配しなくてもいい。
自然音で騒音を紛らわす
僕が調べていて「なるほど」と感じたのが別の音で紛らわすというアイデアた。
確かに、カフェや共有スペースで勉強する際にイヤホンで音楽を聴くことで周囲の雑音を消すような工夫はしたことがあるし、みんなもやっている対策だと思う。
それを睡眠導入に使おうというわけだ。
また、調べるうちに、睡眠導入には自然音がいいらしいことが分かった。
これらを組み合わせて、自然音で騒音を紛らわすという作戦を思いついた。
僕は自然音に雨の音を選んだ。
騒音がある日にはこれを20回分流れるように設定している。
しかし、ただ自然音流せばいいというものではない。
睡眠導入へのコツは、音源をなるべく耳元から離して、できるだけ自然な雨の音になるようにすること。
耳元で雨の音がするのは明らかに不自然で、かえって寝れなくなる。
耳から遠ざけることで、「外の雨の音が自然に聞こえる感」を演出するのが睡眠導入に効果的だと感じる
また、雨の音はやや大きめで大雨が降っている雰囲気を作ることで効果的に騒音を紛らわすことができる。
遮光のアイマスク
最後の仕上げに遮光マスクで遮光して睡眠導入を補強する。
僕の住んでいるマンション周りは街灯が明るく、カーテンを閉めても隙間から光がもれてくる。
その対策ということで試しに購入してみた。
僕が購入したのはMavogelのアイマスク。
モダール素材で肌触りが良く、手洗い対応なので清潔感を保ったままに使うことができる。
マジックテープで調節可能
光をシャットアウトするので少しは寝やすくなったような、変わらないような…。
個人的には顔の一部が覆われる安心感の方が効果がありそうな気はする。
ただ、思わぬ効果もあり、前述のイヤーマフとの間に挟めばアイマスクがクッションになって耳周りの圧迫を軽減してくれる。
デメリットは、目の上に乗っかっている感覚があること。
この違和感を払拭できなければかえって眠りにくく逆効果になってしまう。
また、そもそも普段部屋の明かりを消して眠れているのであればアイマスクは特に必要ないだろう。
まとめ
突然始まったマンションの騒音に悩まされていた僕だが、イヤーマフ、自然音、アイマスクを組み合わせることで睡眠できる環境を取り戻すことができた。
イヤーマフの防音効果は思ったよりも大きかったのでうるさい隣人や近隣住人に悩まされている人は試してみる価値はあるし、自然音も睡眠導入に役立つことがわかった。
今回紹介した商品は僕が使って効果があった製品だが、人によっては合わないこともあると思う。
僕の防音対策の例を参考にしつつ、自分に合った対策やグッズを導入して不快な騒音から身を守ろう