TOEIC

TOEICの勉強が続かない、やる気が出ない人必見!モチベーションを維持する方法

TOEICの勉強をしたいと思っても、時間がない、やる気が起きないために勉強が思うように進まず、思うようにスコアが上がらない人は多いとおもう。

僕も学生時、TOEICスコアは300〜500点台のスコアに甘んじており、学生時代最後に受けたスコアは500点ジャストだった。

そんな僕でも勉強を続けてスコアを745を達成できた。

ここでは勉強するにあたってモチベーションを維持するコツを紹介していく。

モチベーションを維持するのはほぼ不可能

勉強しない理由はその気になれば幾つでも見つかるので、自力でモチベーションを維持するのは不可能だと言っていいだろう。

だから勉強を続けていくには、自分のモチベーションをうまくコントロールする技術が必要になってくる。むしろ、モチベーションは作るものだと言ってもいいかもしれない。

目標を達成するためのモチベーションの作り方、維持の仕方を紹介する。

対策

僕は「やり抜く人の9つの習慣」という本からヒントを得てTOEICの勉強のモチベーションの維持に役立てていた。その中で僕が実際に使って効果があったものを紹介する。

具体的な目標設定、計画

目標は具体性を持たせた方が達成しやすくなる。

TOEICの場合なら、3ヶ月で600点を超えるなど具体的な目標を立てることが大事。具体的な目標を立てると、それに伴って計画も具体的に立てやすくなる。

例えば、500点未満の人が3ヶ月で600点を超えると目標を立てるとする。

500点未満なら中学レベルの文法から復習し直す必要があり、語彙力も不足しているので単語帳の単語を1つ1つ確実に覚える努力も必要だ。

1ヶ月で文法と単語の基礎を固めたら、次の1ヶ月半で問題集を使った演習をこなしつつ基礎の復習、残りの2週間で模試形式の問題集で実践的な演習をする、というような具体的な計画が考えられる。

そのために平日は1日1時間、土日は4時間は勉強時間を確保する、と具体的な行動計画も立てられるようになる。やるべきことが明確になるので行動にうつしやすくなり、目標を達成する可能性が高まる

目標達成は簡単ではないと意識する

やTOEICを勉強するにあたり、単語帳、文法書、問題集、模試形式の問題集、攻略本など最低でも5冊はこなす必要がありそうだとわかる。

定着するのにも時間がかかるので、5冊やり切るのに100時間以上かかるかもしれない。勉強したのに思ったほど知識が定着していないことがわかってガッカリすることもあるだろう。

勉強を諦めたくもなる。

しかし、目標達成は簡単ではないと最初から腹をくくっておけば、勉強がうまくいかない時や結果が悪くても現実を受け入れて勉強を続けることができる。 

現実的な楽観主義者になる

このように具体的な計画を立てていくと、目標達成は簡単ではなく、相応の努力・時間が必要だといやでも気づかされる。

逆に、やるべきことが明確になることで「これだけこなせば目標達成できそうだ」と明るい見通しが立てられるようになる。計画に基づいて努力を続ければ達成できるという自信に繋がりモチベーションの維持に役立つ。

ドライに現状を把握し、具体的な計画に落とし込む。目標は簡単には達成できないけども計画通り進めさえすれば必ず達成できると楽観的に信じることで目標達成に近づくことができる。

フィードバック(アウトプット)は徐々に増やす

学んだ知識をアウトプットすることで、自分がどの範囲が得意でどの範囲が苦手か、自分の現在の実力が目標とどれだけ離れているのかフィードバックを得ることができる。

ただし、スコアが低い人はフィードバックは少ない方がいい。基礎が身についていない状態ではアウトプットできる下地がないので、自分の出来の悪さに嫌気がさして挫折してしまう危険性がある。

最初はインプットしつつ軽めにアウトプットし、問題集や模試形式の問題集に移行するに従ってアウトプットを増やしていくようにすると挫折しないで勉強が続けられる。

目標までの距離を見据えた「これから思考」を意識

現状を把握する際に、今まで学んできたことに目を向ける「これまで思考」と、やり残したこと、これからやるべきことを見据える「これから思考」の2パターンがある。

例えば課題の60%を習得した場合、「これまで思考」の人は60%も習得したことに満足し、早めに気が緩んでしまう。対して「これから思考」の人は習得すべきことがあと40%も残っている、と考えるので気を緩めずに勉強を続ける傾向にある。

これから思考の方がモチベーションを維持できるのは明らかなので、やり残したことを意識するように心がける

成長することを意識する

目標には「証明ゴール」と「成長ゴール」の2種類ある。

証明ゴールは「できることを証明したい」という欲求によって生まれる目標で、一方、成長ゴールは「できることを増やしたい」という欲求によって生まれる目標。

証明ゴールはざっくりいうと自分の有能さを証明したいので、自分ができそうな課題に対してはパフォーマンスが高いが、難しい課題に対してはパフォーマンスが低下する。

成長ゴールは自分の能力を伸ばすことに焦点を当てているので、難しい課題でもパフォーマンスが向上する。失敗しても成長の機会だと捉え、そこから学んで今よりも実力を高めることを目指す。

TOEICの勉強する際も、間違ったところから新しく学ぶことを意識すれば自然とモチベーションが上がり、勉強が続くようになる。

if-thenプランニングを活用する

実際に計画を立てても、勉強に取り掛かるにはある程度のエネルギーが必要だ。勉強しないといけない、でもやりたくない。こんな葛藤で気づいたら時間を無駄にした経験は誰にでもあるだろう。

そこで必要なのがif-thenプランニングだ。これは、「もし〇〇なら、△△する」という単純な命令コマンドのことを指す。

人間の脳は簡単な命令文の方が実行しやすいので、この方法は思ったより効果が高い。

勉強時間が取れないと悩んでいるなら「もし夜の9時になったら、TOEICの勉強に取り掛かる」、音楽を聴きたくなったら「もし音楽を聴きたくなったら、代わりにリスニングの音源を聴く」とすれば勉強に取り掛かる確率が高くなる。

具体的に計画を立てていればプランニングの内容も具体的になるので、より効果が高まるだろう。

if-thenプランニングの効果は行動だけでなくメンタルヘルス的な活用できる。

勉強に疲れて集中力が切れたときに「もし集中力が切れたら、立ち上がって軽く体を動かす」と決めていれば、リフレッシュして再び集中力が戻るようになる。

「もしテレビを見たいと思ったら、テレビを消して机に向かう」、「もし机に向かったら、TOEICの勉強をする」と組み合わせて使うことも可能。活用の幅が広いのでアレンジ次第ではかなりの効力を発揮する。

意思力を過信せず、誘惑はきっぱり避ける

誘惑は打ち勝つものではなく避けるもの。

人の意思力は1日を通して弱まっていく。朝は勉強する意思があっても、日中にすり減って夜にはほとんどなくなってしまう。

自分は誘惑に負けないという自信があっても、意思力がすり減っている時には負けてしまうものだ。勉強しないといけないのについついテレビや動画を見たり、ネットサーフィンに走ってしまう。

なのでテレビを避ける、パソコンを勉強スペースから締め出すなどして誘惑は物理的に避けた方がいい。先程のif-thenプランニングを取り入れて、「もし誘惑に負けそうになったら、〇〇する」と決めれば誘惑を避ける手助けにもなる。

自分の意思力を過信せず、誘惑はきっぱり避けるように心がけよう。

まとめ

TEOICのやる気が出ない、勉強が続かない対策としてモチベーションを維持する方法を紹介した。

具体的な目標、計画を立て、現状を把握して地に足をつけて現実的に取り組んでいく。目標達成は簡単にはいかないことを念頭に置いて、これからするべきことや自分の成長を見据えて勉強を続けていくことがモチベーションの維持に必要だ。

if-thenプランニングを活用することで、計画を実行しやすくなり、誘惑を回避するのにも役立つので積極的に活用してTOEICのスコアアップに役立てて欲しい。

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