一眼レフと合わせて買いたい、カメラを保護するアクセサリー
一眼レフカメラのレンズは繊細なパーツなので傷や汚れ、衝撃に弱く、写真写りに影響しやすい。
傷が付くたびにレンズを交換すると、レンズ自体が高価なのでその分コストがかさんでしまう。そのため一眼レフを購入する際はレンズを保護するアクセサリーも一緒に購入するのが望ましい。
また、レンズだけでなく持ち運び時の保護も重要だ。
一眼レフを保護するにはどのようなアクセサリーがあり、どのような役割があるのか紹介する。
レンズフィルター、レンズフードとは?どんなメリットがある?
レンズフィルターとは、レンズの上からかぶせるガラスのフィルター。傷やホコリの侵入を防ぐ役割がある。
レンズを交換するのは数万円の費用がかかってしまうので、傷がついても気軽に交換はできない。対してフィルターは1000〜3000円程度で購入できるので、フィルター交換の方がレンズ交換に比べて遥かにコストを抑えることができる。
レンズは繊細なので、ホコリをクリーニングクロスでを除去するにしてもクロスの摩擦で徐々に状態が悪くなってくる。また、ホコリが細かい傷の原因になったり、クロスで拭き取る時にホコリが研磨剤の役割を果たして思わぬ傷が付くこともある。
日常のメンテナンスするだけでもレンズにとっては傷が付く危険があるので、レンズフィルターは必須と言っても過言ではない。
レンズフードのメインの機能は写真写りを綺麗にすること。
写真を撮るとき、太陽光が反射することで画面全体が白っぽくなるフレアという現象や、不自然な模様ができるゴーストという現象に悩まされることがある。
太陽光がレンズの中に照射されることで乱反射が起こり、それが写真を不自然なものに変えてしまう。フードをつけることで太陽光の侵入を防ぐことができるので、写真写りが綺麗になりやすい。
これが本来の機能だが、実はレンズを保護する機能も併せ持つ。
フードの出っ張った形状から、例えば壁やドアに誤ってカメラをぶつけたとしても、レンズではなくフードに当たるので衝撃を防いでくれる。レンズを覆うためホコリや汚れも付きにくい。
フードの形状はフラワー型と丸型がある。フラワー形状は光が入り込まないギリギリの形状にカットしたもので、機能性に加えてデザイン性もある。フードのでサインカットのようなもの。通常のレンズにはフラワー型が主流。一方丸型は主に望遠レンズに使用する。
持ち運びの保護
レンズの保護だけでなく、カメラ本体の保護も考慮しよう。
持ち運び時は何かと衝撃を受けやすいものだ。そこで、カメラ専用のバック、あるいはカメラポーチを用意するのが望ましい。
カメラ専用のバックは内部構造がカメラを入れるのに特化したもの。
衝撃の吸収に加え、取り出し口が90°以上開いて機器にアクセスしやすいなど取り回しやすさも工夫されている。
種類は様々で、バックパックタイプ、メッセンジャータイプ、手提げタイプなどがある。
カメラ複数台持ちやその他備品を持ち歩くならこちら。
一方、ポーチの場合はバッグより小型で、カメラ一台、あるいは追加でレンス一本を保護する。
カメラを一つしか持っていない初心者の人にオススメ。
実際に装着した感じ
僕が愛用しているCanonのEOS Kiss X7に装着した感じ。
写真うつりに影響しそうだったのでレンズフィルターは念のためCanon純正品にしたが、フードはサードパーティ製を購入。
フードはこのように裏側にして装着することもできるので、持ち歩く際はコンパクトにまとめられる。
移動時の衝撃緩和のために僕はポーチを購入した。
最初はカメラ専用のバッグの購入を考えたが、価格の高さ、カメラありきの構造ゆえの汎用性の低さ、カメラを一つしか持っていないという点から除外。
代わりにカメラ一台を包み込むポーチを購入した。
これならカバンの形が変わっても衝撃を吸収してくれるし、首から下げて持ち歩くときも安心。写真を撮るときだけポーチから出してサッと撮影可能。
小さなポケットもついているのでメモリーカードやクリーニングクロス、レンズカバーなどを入れることができて便利。
まとめ
一眼レフは価格の高さから、頻繁に交換・新規購入できるものではない。できるだけ長く使うには保護アクセサリーを活用してレンズや本体を保護する必要がある。
傷やホコリや衝撃からカメラを保護するには、レンズフィルターやフード、カメラ用のバッグを活用するのが有効だ。
一眼レフを購入する際はこれらのアクセサリーも合わせて購入しよう。