【チェンマイ】本当にいた怖いドバイ人【ニマンヘミン】

チェンマイ訪問歴３回、2ヶ月長期滞在経験済みのチェンマイマイスターな僕が、チェンマイ滞在中に遭遇した怖い話を伝えていこうと思う。

あるときニマンヘミンのヨーロッパ風な煉瓦造りのショッピング施設「宁曼新天地」を訪れたときのこと、突然中東系の人に話しかけられた。

自称ドバイ人のその男は、まず出身を聞いてきた。

僕が日本人と答えると、なぜか日本円を見せて欲しいと言ってきた。この時点でえ？っと思った。タイに来たドバイ人が日本円に興味を持つのは変だ。

明らかに怪しいので日本円は持っていないと答えると（そのときは本当に持っていなかったが）、今度はなぜかタイバーツを見せてほしいといってきた。

いや、タイに来てるんだからタイバーツは持ってるだろっ！笑

海外だから何があるかわからないが

のどれかは起こりそうだと思ったし、そもそもお金を見せる意味が特に見つからないので財布は出さず、逆にタイバーツを見たことないのか、お金を使わずにどうやってここにきたのかを聞いてみた。

料金はドバイで払って旅行代理店が送迎してくれた、的なことを言っていた。

日本でも航空券と宿泊先への送迎だけがついた個人向けのパッケージはあるので、十分にあり得る話ではある。

でもやっぱり怪しいと思ったので見せるのは拒否した。しかし次の瞬間、疑念は確信に変わった。

MAYAはどこ？という質問が飛んできたからだ。

いや、すぐそこの交差点を挟んで反対側にあるだろっ！笑とツッコミ

本当にすぐ近く、徒歩2分の距離にある。

場所を教えるとそっちの方向に歩いて行った。

すぐ近くにあるショッピングモールに気づかないのはおかしい。やはりスリ目的で、犯行が失敗したため会話を終わらせるために適当に考えた質問だろう。

そもそも彼がドバイ人かどうかも怪しい。

しかし顔のタイプは、肌が浅黒くインド人の様な雰囲気の中にヨーロッパっぽさもあり、南アジアとヨーロッパの間の中東感ある顔だった。

ドバイ人かどうかわからないが、少なくとも中東人であることは確かだろう。

どうせなら逆質問でドバイの通貨を見せて欲しいと頼めばよかった。笑