【バースBath】ロンドンから日帰りで行ける世界遺産の街【イギリス】
ロンドンから鉄道で片道1時間半で行ける観光スポットバースの行き方について紹介していく。
目次
バース Bathとは
ロンドンから西に約172キロに位置する田舎町。綴りを見てわかる通り、風呂。
ローマ時代に温泉の町として発展した。温泉があることからBathバースと言う地名がついたらしい。緑豊かで美しい街並みから世界遺産に登録されている。
バースはイギリスにおいて、ロンドンに次いで観光客の多い定番の観光地だ。ただ、日本ではイギリスといえばロンドンのイメージが強すぎてあまり馴染みはないかもしれない。ロンドンに比べて田舎でのんびり過ごす事ができる。洗練された建築物やローマンバス、バースアビーなどの見所がある。
行き方
ロンドンのパディントンPaddington駅から国鉄でバーススパBath Spa駅まで片道約1時間半。
くまのパディントンの舞台になった駅で、パディントンの像がある。
パディントン駅のアクセスはチューブの場合、
Bakerloo(茶色)、Hammersmith&City(ピンク)、Circle(黄色)、District(緑)のPaddington駅下車。
バーススパ行きの鉄道は1時間に1本くらいなのであらかじめ時刻表を確認し乗り遅れがないように注意したい。
当日だと往復61ポンドから。早期予約、例えば2週間前予約では往復21ポンドなども確認できる。予定が決まっているなら早めに購入するのが賢明。下記の国鉄サイトで運賃や時刻を調べよう。
http://ojp.nationalrail.co.uk/service/timesandfares/PAD/BTH/today/0645/dep/today/1530/dep
バースの街並み
雲がおおい。イギリスは曇りがちな気候。
見所
バースアビー Bath Abbey
バースのシンボル。ステンドグラスが美しい。入場料2ポンド。
最初の統一イングランドの王エドガーが933年に戴冠式を行った由緒ある協会。キリストの生涯やエドガーの戴冠式の様子が描かれたステンドグラスがあり、壁の80%は窓になっている。
ローマンバス Roman bath(世界遺産)
バースの名前の由来、と言うよりは由来の一部。かつてはこの他にも大小様々な温泉があり、それがバースの名前のきっかけになった。
アルプス以北で最も状態がいいローマ遺跡と言われている。古代ローマでは温泉の効力は神の力だと考えられており、地下には女神ミネルヴァを祀る神殿も建てられた。今でも温泉が湧き出ているが入ることはできない。
料金は音声ガイド込みで平日20ポンド。週末18ポンド。
ガイドは日本語もある。オンラインで予約すると10%オフ。
他に、ファッションミュージアムとヴィクトリアギャラリーのセットもある。国際学生証があれば学割も使える。日本の学生証が効くかは不明。チケット予約や料金は以下↓
パルトニーブリッジ Pulteney Bridge
橋と建物が一体化した橋。外観を見ると橋だとわかるが、左右に建物が並んでいるため実際に歩くと普通の通りのように感じ、橋では無いかのような錯覚を覚える。グーグルマップのストリートビューでも見る事ができる。
イタリアのフィレンツェのウッフィツィ橋に趣向が似ている。
ヒュー・ジャックマン主演のレミゼラブル(2012年)でジャンバルジャンを追っていた刑事が川で投身自殺するシーンでこのあたりが使われていた。
ロイヤルクレスパーク Royal Cres Park(世界遺産)
18世紀に建てられた三日月型の集合住宅。ホテルになっていて泊まる事ができる。世界で最も美しい集合住宅と言われる。
まとめ
バースはロンドンから鉄道で約1時間半で行く事ができ、日帰りも可能だ。見所も多く、いずれも徒歩圏内なのでのどかな雰囲気を楽しみながら1日かけてゆっくり見て回るのがいいだろう。
ロンドン滞在中に時間があったら行ってみよう。