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アメリカ長距離移動Greyhound グレイハウンドバスのオンラインでのチケットの買い方、乗車の注意点、ロサンゼルスのターミナルの治安

アメリカの誇る長距離バスGreyhound グレイハウンドの乗り方についてお伝えしよう。

アメリカ横断すら可能なほど多くの都市や街を結んでいて、その路線はカナダ、メキシコまで及ぶ。使いこなせれば旅の幅が広がること間違いなし。

チケットはバスステーションでも購入できるが、予約が早いほど安くなる傾向にあり人気路線はすぐに売り切れる可能性もあるので、ネットでの予約がおすすめだ。

ウェブサイトは英語のみだが特に難しいことはない。すべての欄にアルファベットで必要事項を記入すればいい。

予約の流れ

出発点、行先、出発日を設定する

ロサンゼルスからサンフランシスコを選択してみる

選択した日にちの1週間の料金一覧が現われる。ここに表記された料金は検索した時点での、その日の最安値を表している。

選択した日付の下には時間帯と料金の一覧が出てくる

時間帯やチケットの種類によって料金は異なる。FLEXIBLEは日程を変更できるので柔軟に対応できるのだが、当然高くなる傾向がある。

今はコロナ騒動で減便しているため、この日は一日3便しか運行していない様だ。

個人情報の記入画面に移る。

赤い米印が必須記入項目。クレジットカード、デビットカード払い対応。

まず名前を記入。カードホルダーの詳細欄は名前を入れると自動で記入される。

クレジットカードの番号、3桁のセキュリティコード、有効期限を記入。例えば有効期限が2025年の3月なら画像のように03/25と記入。

続いて住所の記入。まずは自分の国を選ぶ。

そして市区町村、郵便番号、都道府県、電話番号、メールアドレスなどを記入。

Adress Line2には番地などを記入するが、そこまで詳しく書かなくてもいいと思う。

電話番号は一応アメリカ対応で080を8180にしておくが、よっぽどのことがなければ電話がかかってくることはないので080でもいいと思う。

予定時間になっても来なかったら連絡が来るかも。笑

メールアドレスは返信を受け取るためのものなので、GメールやYahooメールなどフリーメールアドレスで構わない。

最後にチケットの種類(Eチケットか、自分でプリントするか、駅で拾ってもらうか…?)を選び、プライバシーポリシーに同意して支払いを完了する。

プリントの場合、チケットを持っていかないと載せてもらえないので注意。

予約が完了すると確認メールとチェックインの案内が送られてくる。

Eチケットでのチェックインには注意が必要。

Eチケットでのチェックインの注意

eチケットの場合は乗車の2時間前からしかチェックインできない

今回の例で言うと、ロサンゼルスを夜11:30に出発なので夜9:30以降にならないとチェックインできないことになる。

バスターミナルは無料Wi-Fiが備えられていることが多い様なのでSIMなしでも問題ない。(少なくともロサンゼルス、ボストン、ニューヨークにはあった)

ただしニューヨークのポートオーソリティバスターミナルは、 Wi-Fiが無料で使用できるのは1時間か2時間で、それ以降は有料になってしまう。

搭乗の2時間前まではWi-Fiにつながない様にしよう。つないだら直ちにチェックインを行おう。

チェックインの画面はスマホに保存できるので保存すればオフラインでも読み取りできる。僕はiPhoneにiBooks(現ブック)にPDFで保存していたが問題なく読み取ってもらえた。

飛行機じゃあるまいし2時間以上前に行くことはないと思うかも知れないが、夜行便を使う場合、治安の面を考慮すると夜9時くらいまでにはバスターミナルについておきたい。

日中の時間を有効活用するには夜行便を使う必要がある。僕がアメリカに行ったときはスケジュールがキツキツだったので夜行ばかり使っていた。

やっぱり夜は怖いので、特にガイドラインがあったわけではないが、個人的に夜9時までにはバスターミナルに着くことを目標にしていた。

バス移動の注意点、デメリット

デメリットも挙げておこうと思う。

  • 不潔感
  • システム不具合での乗車拒否、席は早い者勝ち
  • ターミナル周辺の治安の悪さ(特にロサンゼルス)

バス自体は結構年季が入っていて汚い(笑)。そしてションベン臭い。なぜかウ〇コ臭がしたこともあった。

3回利用したが3回ともこんな感じだった。乗る場合はある程度覚悟しておこう。

オンラインの予約システムが不十分で、搭乗員数と予約数が食い違っていたらしく、座席が足りずに乗車拒否されている人たちがいた。

席は決まっておらず、早い者勝ちなのもなんか不親切。

先ほど治安の点を挙げたが、バスターミナルの周辺は治安が悪いことが多いようなので、特に夜行便の利用で夜に移動する際は早めに行くなど注意しよう。

ボストンは街全体が落ち着いて危険な雰囲気はほぼなかった。しかしロサンゼルスは、最寄りの地下鉄駅からバスターミナルへの途中の道で、徐々に危険な雰囲気に変わっていった。

スキッドロウといい、ロサンゼルスの中では訪れてはいけない場所だと言うことを後に知った。


最寄りといっても、地下鉄の7th street Metro Center駅からバスターミナルまでは直線距離で徒歩35分くらい。全然最寄りじゃない。

僕は以前ヨーロッパや東南アジアに行ったとき、あまり乗り物を使わずに歩き回って観光した経験から、長時間歩くのには慣れていた。それで当初は

「35分なら徒歩圏内かな笑」

などと甘い考えを抱いていた。しかし数ブロック行ったスキッドロウに足を踏み入れた瞬間、雰囲気が一変。訳のわからないことを叫んでいる人や目つき悪い人がたむろして明らかに「これヤバイ」と言う雰囲気が漂っていた。

それで引き返して市バスに乗って行くことにした。市バスはどの国においてもルートが読みづらいので使いたくなかったのだが、今回はターミナルまで一直線の素直なルートだったので市バスに頼ることにした。

今思うと、危険なエリアを走行するバス=乗客も危険ということで、市バスの移動も決して安全ではない。かなり無謀で、何もなくてほんとに良かったと思う。

移動したのが早く、まだ明るい夜の6時台だったが幸いしたのかも。これでもっと遅い時間に移動したらほんとにやばかったと思う。

移動にはタクシーを使おう。

スキッドロウに関してWikipediaのリンクを貼っておくのでロサンゼルスに行く人は確認しよう↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/スキッド・ロウ_(ロサンゼルス)

ニューヨークは地下鉄の駅とターミナルが直結しているので、安全面でそれほど問題はないと感じたが、やはり夜遅いと地下鉄の乗客が危なそうなのであまり夜遅く使わない方がいい。

ボロバスを使っていたりシステムが貧弱だったり治安面での不安もあるが、注意しておけば我慢できる範囲だとは思う。

飛行機や鉄道よりは安く、お金に余裕がない人は懐事情と相談しながら上手く活用することが求められる。

バスを使いこなして快適…?な旅をしよう!

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