左右上下に首振りできるアイリスオーヤマのサーキュレーターが便利でおすすめ
梅雨の時期に洗濯物が乾きにくいことに悩んでいる人はいないだろうか。
ドラム型洗濯機の乾燥機能があれば問題ないのだが、僕はそのような贅沢品とは無縁なので、梅雨の時期は部屋干しに扇風機で洗濯物を乾かしていた。
しかし扇風機だけだとどうしても風の当たり具合が不均一になり、生乾きになることが多かった。
生乾き状態の水臭いタオルやシャツは、身につけるまでもなく気分を憂鬱にするものだ。
この嫌なニオイを発生させない対策はないだろうか。
そこで、梅雨の時期に備えてアイリスオーヤマのコンパクトなサーキュレーターを購入したので紹介していく。
サーキュレーターの購入を検討しているけど実際のところはどうなのか気になる人、扇風機とどちらを購入した方がいいのかを迷って入る人に、購入の際の参考にして欲しい。
目次
商品スペック紹介
僕が購入した商品はアイリスオーヤマのPCF-15Tという商品。
価格 | 4,980円 (2021年5月上旬時点、Amazon) |
首振りパターン | 左右上下 |
風の強さ | 静音モード、中風、強風 |
タイマー | 1、2、4時間 |
対応する部屋の広さ | 8畳 |
サイズ | 30.3cm×22cm×20.3cm |
重量 | 2.1kg |
コード長 | 1.4m |
モーター | ACモーター |
比較的リーズナブルな価格でありながら、上下左右の首振りに対応し、静音でコンパクトな商品となっている。
サーキュレーターとは?扇風機との違い
サーキュレーターと扇風機はどちらも羽を回して風を送るため見た目は似ているが、それぞれの目的には大きな違いがある。
サーキュレーターは空気を循環させて室温を一定にするためのもので、扇風機は人に直接風を当てて涼むためのもの。
サーキュレーターは空気を循環させることを目的としているもので、直線的で遠くまで届く風を起こす。
扇風機は人が涼を取ることを目的とし、人が涼をとれるように、広範囲に幅広く届く風を起こしすという違いがある。
サーキュレータのメリット
梅雨の部屋干し対策
サーキュレーターを部屋干しした洗濯物の下に置けば洗濯物に効率よく風を送ることができ、水分を飛ばし早く乾かす事が出来る。
これで梅雨の時期の生乾きの対策ができる。
室内の温度を一定に保つ
夏場にクーラーだけを活用していると、どうしても足元に冷気が溜まってしまい、クーラーの効果が十分に生かされないことがある。
また、クーラーの冷たい空気が直接当たる場所にいると涼しいどころか体が冷えて体調を崩す原因にもなってしまう。
しかしサーキュレーターを一つ置くだけで空気が循環するようになり、室内を快適な涼しさに保つことができる。
冬場は暖房の届きにくい足元が冷えてしまいがちだが、こちらもサーキュレーターで空気を循環させることで対策できる。
他にもエアコンの効率も良くするので省エネの働きにも役立つ。
PCF-15Tの使用レビュー
内容物、本体サイズ感
パッケージは30Lのバックパックより一回り小さい感じ。
本体、説明書、リモコンが付いている。
縦が約30cm、奥行きは20cm以下で思ったよりもコンパクトな印象。
コンパクトで場所を取らないので設置するのにちょうどいい。
デザインも丸みのある形状と白色のため、部屋に溶け込んで違和感なく使用できそう。
実際に首を動かしてみた
首は左右上下動かせる。最大で75°まで上を向くので空気流の稼働の幅は広い
上を向いた状態で上下方向のスイッチを切ると、上を向かせた状態のまま左右に風を送ることもできる。
サーキュレーターによっては左右だけ、完全固定など送風範囲に制限のつくものもあるが、本製品は立体的に風を送ることができる。
これなら梅雨の洗濯物の生乾きの対策ができそうだ。
ACモーターでも静音、中風モードなら静か
サーキュレーターのモーターの種類はACとDCの2種類ある
DCの方が静かとされているが、本製品はACモーターでも静音モードと中風ならうるさいとは感じない。
簡易計測アプリで静音モードを計測した際は、平均が40dBを下回る結果となった。これは静かな住宅街のレベル。
中風でも平均が40dBを少し上回る程度で、普通の会話レベルだった。
静音・中風モードは静かなことがわかったと思う。
ただし強風にすると突然うるさくなる。
計測した結果は平均は45dBだが、赤い波線は60dB前後を推移しており、明らかに静音モードや中風よりもうるさいことがわかると思う。
騒々しいオフィス、掃除機レベルとなった。
アプリ自体は簡易計測が目的なので厳密な数値ではないが、イメージ的にはこれくらい騒音の差が出てくるという認識で間違いない。
早朝や夜遅い時間帯は強風は使わないようにしよう。
強風にするときは音量に意識しつつ、静音モードや中風で活用するのが望ましい。
異音が発生するとのレビューあり
Amazonのレビューの中には異音が発生するという記載があった。
買ったばかりなのでまだ症状は出ていないが、経過を観察して追記していく
まとめ
アイリスオーヤマのコンパクトサーキュレーター PCF-15Tを紹介した。
左右上下に首が動くタイプなので立体風を届けることができ、空気を効率よく循環させることができる。
梅雨の時期の洗濯物の生乾き対策や、夏や冬のエアコン風の循環に役立つので、ほとんどオールシーズン活用できる。
コンパクトで場所を取らず、デザインもシンプルで部屋においても違和感なく溶け込むのもポイントだ。
コンパクトでどこでも設置できるので、玄関に設置すれば靴を乾かして臭い対策したり、風呂場やシャワー室に風を送ればカビ対策にも使えるので用途の幅は広いと思う。
低価格で手を出しやすく、サーキュレーターが気になって人に是非ともオススメしたい。