タイ,  チェンマイ,  英語学習

チェンマイで英語留学

チェンマイに来て早1週間が過ぎた。チェンマイは小さな町だし、バンコクに比べてエンターテインメントも乏しいので実際する事がない。なので英語留学と言っていいのか微妙だが、地元の英語教室に通い始めた。契約時間は60時間。1日2時間、週5で通うので1週間10時間の6週間コースだ。料金は教材込みで10,550バーツ、約37,000円(2019年2月上旬)。コースは初心者、初級、中級、上級の4段階。英語教室の実態について書ける範囲で紹介していこう。

 

探し方

大学留学とは違ってあくまで英語教室なので、事前の予約なしでいきなり訪問して全く問題ない。自分の住んでいる場所から近く、通いやすいところが結局は長く続いていいと思う。

チェンマイで生活してみた

で書いた長期滞在エリアには英語教室が4、5つほどあるのでこの周辺はやっぱり長期滞在に適しているのではないだろうか。

授業形態は、学校によって異なるものの大抵は個人か集団での英会話を重視するコースと、TOEIC、TOEFL、IELTSと言った各種試験対策のコースが存在する。料金表をみて自分が受けたいコースと時間を選択し、週何回通うか、いつから通い始めるか決める。長期の方が割引される事が多い。コースによっても初心者〜上級者とレベルがあるので入る前に簡単なテストや先生との面接が行われる。学校によっては数百バーツ払えば体験授業を受けられることもあるので試しに受けてみるのもいいだろう。実際、ある学校の体験授業を受けたがあいにくその学校は合わなかった。色々探して自分はNESという学校の集団形式のクラスに通うことにした。

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実際に受ける

今回選んだのは英会話の集団授業。人数は1教室につき7〜12人程度。週5で通う人もいれば週3、週4の人もいるので生徒数は日によってバラバラだ。毎回日替わりの話題に沿って授業を進めて行く。どういう話題かというと、初回の授業ではいきなり「愛」についてだった。たとえば、テキストに一目惚れはありますか?と言った問いがある。あるかないか、何故そう思うかと先生が一人一人順番に生徒の意見を聞いていく。他にもいくつか問いがあるので1回の授業につき3回くらいは意見を述べる必要がある。正直かなり緊張する。別の日は「仕事」についてで、どんな仕事がしたいか、どこでしたいかなどの問いあったりした。

今週の月曜から通い始めたのだが、初日から壁にぶち当たった。実際に授業を受けてみると周りの人たち全員が自分より最低でも1回り以上も優秀なのだ。少なくとも自分よりできない人はいない。なんかみんなめっちゃ喋ってるしめっちゃ耳慣れしてる感じ。自分だけ先生の言ってる事が聞き取れないいんだが…そして表現力なさすぎる…どん底からのスタートってとこかな。

敢えて某王子的に言うなら、「くそったれー!!全く、どいつもこいつも俺の1歩先を行きやがって…頭に来るぜ!」

ところで、ここまで読み進めてきたならそろそろ気になり始めるのではないだろうか。どんな人が受けているのかということに。今受けているクラスの生徒は全員東アジア人だ。日本人、中国人、韓国人。新しい生徒が入ったり、あるいはその逆で卒業する生徒もいて流動的なのでこれから東南アジアの生徒が来る可能性も大いにあるが。周りの人はみんないい人たちなので安心してほしい。フレンドリーに対応してくれるしフォローもしてくれる。例えば言いたいことを代弁してくれたり、補足の説明的なことをしてくれたりだ。今週月曜から通い始めたのでまだ4回目だが、すでにかなり助けてもらっている。なのでこの点は安心してもらえると思う。

デメリット的なとこ

 一人一人が意見を言うので自分が喋る時間は圧倒的に少なく、結局はリスニングが大部分を占める。仮に12人で授業を受けていたとしよう。多少のツッコミはあれど他の11人の意見を聞く必要があるからだ。少人数であればあるほどアウトプットの機会は多いのは事実。アウトプットの機会を無理やり作るしかない。自分でどんどんツッコミを入れよう。

会話重視なので当然文法は少なく、独学が必要だ。

メリット的なとこ

大人数だからこそいろんなバックグラウンドを持った人に会える。大抵は海外好きか海外で仕事している人たちで、話を聞くのも楽しかったりする。

まとめ

英語教室の探し方も結局は

チェンマイで生活してみた

で書いたアパート探しと全く同じ。自分に適していると思うところで無理のないペースで通う方が長く続くのでいいと思う。

外国語はアウトプットが多ければ多いほど習得しやすく、少人数制の方がいいこともある。究極的にはマンツーマンがベストだろう。しかし、集団授業はいろんなバックグラウンドを持つ人に会えるのが最大のメリットだと思う。

海外での語学留学を考えている人はチェンマイも視野に入れてみてはどうだろうか。同じような英語教室に通うにしてもアメリカやヨーロッパやオーストラリアよりもかなり安く気軽に留学できるはずだ。チェンマイには外国人がたくさんいるし、先生もネイティブかヨーロッパ系の英語が流暢に話せる人が多い。地元のタイ人も英語を話せる人が多いので英語の使用場所には困らないだろう。そしてセブ島や他のどの東南アジアの街よりも安全で便利だと思う。チェンマイ留学は何気にベストな選択肢ではないだろうか。


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